かのくらかの

かのくらかのが送るかのくらかの。と言われたい。娯楽感想日記。

ネタバレを含みます。

佐藤大輔 皇国の守護者 05 英雄たるの代価 感想

男小説。

海戦での大勝。
両手に愛人。
順調な昇進に…臨時とはいえ一軍を率いるまで。

新城の動きはあまり多くないのですが、代わりというか喜びそうなものをたくさん入れ込んでいます。
二人が自らチークをつけるのはやりすぎ…好きですけど…。

新城がおとなしい間、動きは準主役?の草浪と佐脇が担当します。
虎城戦は今までと異なって(冬の間は)比較的安心して読めます。
佐脇も(無難で)優秀な指揮官として、少なくない好感を抱ける指揮をするんですよね。私情込みですけど。
まあ順当に優秀に戦っていくと最終的に負けるという悲壮感はありますが。

対ユーリア戦と打って変わってねっとりとした冬季抗戦。
政治の季節と合わさって好きなのです。