かのくらかの

かのくらかのが送るかのくらかの。と言われたい。娯楽感想日記。

起動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想

g-tekketsu.com

あー…
前期☆☆☆☆
後期☆☆
のあわせて☆☆です。(矛盾
どうしてこうなった。

感想書く気がおきなくて早数ヶ月ですよ。

しちめんどくせー考察などはないです。

視聴環境

にだいぶ影響されそうなので。
前期は後期前に一気見。
後期も放送終了後に一気見。
それぞれある程度(オルガとか)ネットでネタバレ食らってます。

あと
「アグニカポイント」でマクギリスの事が分かった気がする【鉄血のオルフェンズ】 - ”Notice" homla's blog
で予習済み。

MSの設定・バトルが好き

近年のガンダムでは一番好き。
ビームがなくて実体弾・実体剣最高。
結果、全体的に頑丈な感じだったと思う。良い。ただし戦艦は硬すぎ。
地上戦が映えて多いのが好き。
特にラストバトルが両方地上だったのがうれしい。
宇宙のふわーっとしたのがあまり好きではないです。が、宇宙戦もオルフェンズはよかった。
阿頼耶識の動きが生身を感じられていい。
普通のMSとの動きの対比でなお良いんです。

MSは数は少ないが好き

バルバトスはアナザーにしてようやくかなり心掴まれたガンダムでした。
ただ、それは初期のスッキリ感の具合が大きく、特に後期はゴテゴテして魅力は漸減しましたが。
他に百里グレイズ・アインがよかったですね。
そして3機よりぐんを抜いてオレンジのマンロディが好きでした。作中の動かし方のせいかもしれませんが。

逆に言えば他はそんなに印象に残らなかったかな?
キマリスは終始好きになれなかったし。

いや尻尾とかグシオン・辟邪も及第点越えで良いしハシュマルもゾイドで好きなんですがね?

あ、プチモビもMSじゃないけど好きですゼ。

(ほぼ)成長しないミカヅキ

かーなり好きでした。
これぐらい竹を割ったような主人公がいいですね。
悩む方向は少ないながらも、無表情っぽく出す悪態は笑っちゃうほど大好き。
笑うといえば、クランクニーさんの言葉をさえぎって3発打ち込んだときは「あっは!」て笑いました。
あそこでオルフェンズに確定的に引き込まれたんだよなあ。
たぶん、クーデリアとの握手を遠慮したこととあわせて。対比で?

人としての成長もいい感じだったし。 完璧主人公?は好きじゃないしなろう主人公も好きじゃないけど、なんか、そんな、時代に合わせているような奇をてらっているような主人公でした。

(ほぼ)成長しないオルガ君

私彼嫌い!(バァァン!!
愚図は嫌いだよ!
方向性が馬鹿なヤクザであることは目をつぶっても同じことで悩みすぎ。
好きだったのは鉄華団が成立するまででしたよこりゃ。

進み続けるとか上がりを決め込むとか内実伴わずまったく響かなくて、まあ破滅を楽しむ物語だしはーん。ってさめてました。

分不相応の末路ってことなの?

説得できない大人たち

オルガ君が愚かでもそれを支えるのが腹心・大人じゃあないのかね?

ビスケットは(たぶん)結局ひとつも提案を聞き入れられずご臨終。
鉄華団は家族だと言いながら格別の悔恨を表明するオルガ君。

(おそらく)重要な指針への提案を聞き入れられず、後期は恋に現を抜かすメリビットさん。

雪之丞さんはまあ整備の人だからお目こぼししてました。キャラとしても整備陣の大人としても好きでした。でもね?
終盤ザック君に「おめえみたいなのが鉄華団にもっといたら、オルガも楽だったろうに」的発言するんですが、
楽だったろうにじゃねーよお前さんかせめてメリビットさん焚きつけて助けなさいな。
何傍観者気取って放置したうえにザック君にも理解者ぶってんですかテメーと本当に、まー立場はわからんでもないんですけど、終盤の終盤にしてほんと株下がった。
クタン操縦で上がった株をぉ返せぇ。

同世代の仲間のって枕をつけたとしてもだね?議決の場で援護せず後から慰める上司・同僚なんて傍目で印象悪いです。

よくわからんマクギリス

たとえるならば、足元の床が開いてボッシュートされているのに腕組んですまし顔している人。
前期ではまー大物の仮面かぶっていたのにどうしてこうなった。どうしてかわからんのだろうなあ。

マクギリスは見ていると、ベルセルクのグリフィスであり、皇国の守護者のカミンスキィでしたんですよね。
幼少期から覇道なり夢を追いかけそのための屍を積み続ける人。
ただ二人と違って積んでつかんだものが(予想外に)価値がなかったってところかな…。
本人としては満足してるのか混乱してるのか、軽く見ているだけではつかめなかったし。
英雄が子供時代に見た夢じゃなくて、子供が見たただの英雄の夢、かなあ。
視聴者としてはマクギリスの何らかの形でのギャラルホルン革命を期待していて、それは良いところまですんなり行くだろうと思っていたわけですよ。
結果、革命の手段まではすんなり手に入ったが、その効果が想定と外れたならば、まさしくそこからがマクギリスのキャラクターの魅せ場なのでは!?
…現実はご覧のとおり。零落を見せたかったのかな?
アグニカに固執するのは良いんですよ。大切なその後が特になかった気がする。
あれはあれで時間を置いた今では潔いのかな?って気はしますが、容認は難しいですよね。
本当、なんで石動さんは忠誠誓っていたの?本当になんで??

振り返れば作中で駄目だしされていた気もするが、ちょっと忘れた。

次回予告が一番輝いていたよ、おまえ…。

クーデリアさん

はい。
どうでもいい…かな。
前期が舞台装置で後期が覚醒主人公化かと思ったらそんなことはなかったぜ!!
50話あって尺不足とはいわせねーぜ!
ルート分岐やストーリーの自由度が高すぎて話の節々でストーリーに影響しないセリフを吐くサブキャラみたいな存在に。

蒔苗さんに食われた気がする。

ざっつい死亡フラグ

メインキャラの死亡フラグが雑すぎる。
その話の中で過去話とかがっつりやって終盤で死ぬ。
事前に積み重ねておけといいますか、もう死んじゃうからイベント在庫整理閉店セールって受け取っちゃいましたよ。
ビスケットフミタンラフタに名瀬兄貴、アストン。
殺伐とした無慈悲っぽさに魅力を感じていたのに、こうもあからさまにお膳立てされて死なれても来るものもこねーですよ!

反対にシノとヤマギの絡みは後半話数をかけて見せ付けてくるしさー。
(タッグとしての描写は前期からあったけど急激にBLに寄せてきたように感じたよあれは)

トップが逃げないアニメ

お約束ではありますが、
俺は残るが皆逃げろ
お前だけ置いていけるかよ
って展開が好きではないです。
あるいは逃がしてくれた仲間の報復で死ぬ的な。

そもそもトップが逃げてくれなきゃ部下や仲間だっておいそれと残して逃げてくれるわけなかなかないじゃないですか。
トップの自己犠牲なんて自己満足ですよ。

翻ってオルフェンズも多かったように感じます。
オルガが提案するも仲間意識から結局全員で挑む場面がちらほら。
当初の思案が完遂できませんし、最終的には仲間を庇ってオルガ死亡。馬鹿かいな。しかもエピローグでああなりますし。
極めつけはラスタルおじさまに首を差し出し仲間の助命を請うもばっさり切り捨てられる。
あそこはおじさまに拍手喝采を送ってしまいました。

クーデリアもMA戦では何の役にも立たないのに避難を拒んで。
革命の乙女とも言われますし、先導者としてはあのときやることは率先して避難して市民を誘導することじゃないの?って。
鉄華団やミカへの感情を差し引いてもうーん…。

カルタ様は一回引きましたが、再戦で死亡。撤退はまあ良かったような記憶があります。
イオク様はダメですわ…。
命を懸けて逃がしてくれたのにもらった命を無駄に使うような雪辱戦を挑みまくって、死んだ部下のためとは言え、それで死んだら死んだ部下が浮かばれないよ…。

名瀬の兄貴はまま許せます。シチュエーションは似ているけど、あの場面は兄貴の首さえ差し出せば収まる場面なんで。


ここからは少しポジティブに


カルタ様

ありがたい…
癒しにネタに戦闘の散り様まで兼ね備えたパーフェクツなお方。
これで17歳だと言うんだからたまらない。
雪原の戦いはミカの良さをたっぷり引き出して逝ってくれました。

イオク様

うざいという事前情報の覚悟とあからさまなヘイトキャラで嫌悪感はあんまり。
ふたを開ければまあまあ愛されキャラでしたが、カルタ様の焼き直し感は否めなかったのですけれど。
いつ死ぬかなーとわくわくしながら見てました。

ラスタルおじさま

こんな条理から外れたヤクザものの情理に颯爽と現れたナイスおじさま。
ラスボスおじさま。
おじさまをどうぎゃふんといわせるのか楽しみにしてましたけど、中盤から「あれ、これ違うな」となり応援してました。
動じないといえばマクギリスに似ている気がするので、全うなルートを歩んで全うな改革を促したifの姿なんですかねぇ…。

ジュリエッタ

後期のメインです。
初期はちょっとうざったいキャラだったんですが、どんどん味が出てきて。
特にこのキャラの進む道が見えなかったことで注視しちゃいましたね。

おじさまの剣ルート(で死亡)
イオク様のお世話ルート(巻き添えで死亡)
ヴィダール正道ルート
ヴィダール力を求めるルート(阿頼耶識化)

行く末が薄ぼんやり見えている鉄華団やマクギリス、イオク様や、どう転んでもよしと思えそうなミカを除くとジュリエッタが一番ドキばぐしました。

ガエリオができすぎた人の影響もありますが、絡みやラストも好きですし。

エーコ

オルフェンズを視聴する理由
BFT終了後の失ったギャン子成分を補給できました。
髪型とオーバーサイズな服装のせいだけれども。
生き残ってくれてよかった!!

終わり

見返すことは、ないかなあ。
こんなに好きな部分はあるのに。MSだって好きなのあるのに。
戦闘も全体的に好みなのに。
好きなキャラも居るのに。
一番重要な主人公も好きなのに。
致命的にオルガとマクギリスと後期のクーデリアがストレッサー。
今迄で一番、本編との対比でスパロボGジェネで出て欲しいガンダムなんじゃないですかねこれ…。

どうしてこうなった。好きで居させて欲しかった悔しい作品でした。

P.S. 前期の次回予告は好きでした。

Guilty Gear エルフェルト

www.4gamer.net

ずっと扱いきれなくてあきらめてたんだけど、久しぶりにトレモとコンボ触った。
結果、やっぱり無理だった。

初心者向けと言われる由縁がわからん…。

自由記述

銃よさらば

トラヴァイエとコンフィールは忘れよう。
扱えない。
コンフィールはともかくトラヴァを使えないと8割ぐらい力が減るけれど、仕方がない。
26コマンドは無理なんですよ。ホチれもしないんですよ。
リロードがシビアな割りに、強化ショットのために待つ必要がある。
突き上げる地上くらいからの射撃も厳しい目押し。
こちとら厳しい目押しを放棄してるからゆるゆるガトリングゲーに来とるんじゃい!
強化ショットを意識しすぎると、次にディレイ無し突き上げが出せなくなって死ぬ。
そもそもリロード成功率低すぎて死ぬ。
操作性変わって死ぬ。とっさに解除もできなくてガー不で死ぬ。

あとお願いHSがちょくちょくしゃがみすかしで死ぬ。

他の必殺技も厳しい。

ブライダル。
てめー突進系なのになんで竜巻なんじゃい。
いや突進は正しいんだけど、モーション的にKなら236でよくない?
ライオットはわかるけどディッパーだと変でしょ?
このせいで気を抜いたら236Kしてる。

次パイン。
無理。
二段階なのが無理。
準備が236で2Por4PorJ4P。
混乱する。
なんで投げるのは後方なのに作るのは波動なんだー!
本当にブライダルと方向入れ替えて欲しい。
2Pがド下手には安定だけど空中では4Pしかできないので混乱する。

コンボが難しい

2HS経由のコンボが難しい。
2HSがしゃがみ限定でつながるのと、CHで浮くのが憎い。
CH遠Sorしゃがみ食らい遠S>2HS>ブライダル
を意識して動くんだけど、CPUなら 遠S>(つながらないので相手あばれ)CH2HS ってなると、浮くのでブライダル・2Dがすかってる。
近S拾いにしなきゃいけない。
2HS>ブライダル
の猶予が短いので、入れ込むとしても遠S時点で相手の姿勢と食らい方を確認しなきゃいけない。
きつい。
ヒット確認なんてできんのじゃよー。

2HS抜いたブライダル〆ならいくらなんでもコンボ数が短すぎるし、相手ガード時も
2HS>2Dorパインorトラヴァ
みたいなバリエも無くなるのでしんどそう。
ブライダルが優秀なのが有情。

エリアルもJDがすかるので、ソルカイのお手軽昇竜〆とかもない。

固め・崩しが難しい

CPU相手に難しいもないが。
中段が6Pとダストでしんどい。
ダストの判定が見た目より狭い。
近づいてJCできる技もないので離れる。
Sから6HSいけないので近づけない。
パイン持つとあせって自爆する。
2Sが悲しすぎる。
HSすかる。
ほんと、トラヴァが欲しくなる。

あとセットプレイとして低空ダッシュ慣性乗せパイン持ちがぜんぜんできないので攻められない。

起き上がり

近Sは万能ではない!!
リバサでもないので受付までちょっと間がある。
まあ対人ならしっかり重ねなので起き上がり近Sなんてないですが。

コンボ

遠S>ブラ(69)

近S>足払い>ブラ(94)

(相手しゃがみ)
遠S>2HS>(足払い>)ブラ(123,100)
近S始動でもOK
近S>遠S>2HS>(足払い>)ブラ(136,115)

(コンボ>)ブラ>RC>ダッシュ>近S>エリアル(131)

最大ブリッツ>パイン持ち>ダッシュ>K>近S>遠S>2HS>足払い>下投げ>ダッシュ>エリアル(最大178)
投げた後のダッシュを省いた場合はエリアルを簡易にする?
JDすかりとかでるのでちょい注意。
チュートリアルなら投げた後は6HSコンボだけど、エリアルのほうが染み付いているでしょ?

近S対空>エリアル

空中ダッシュ>JSK>JS>JHS>近S>コンボ
足払いブラで(137)崩しならしゃがみ食らいなので2HSいける?

CH空中ブラorCH2HS>近S>エリアル
浮けば近Sで拾う。

CH2HS>パイン>近S>HJC>JS>JP>JS>JP>JHS>(ディレイ)パイン投げ>6HS>トラヴァ>突き上げ>解除>近S>JC>JK>JS>JHS>JD(エリアル)
CH>近S拾いの上級向け
ディレイは着地寸前。遅いと着地キャンセルされるので注意。
パイン>6HS>パイン爆発の受身不能にトラヴァをあわせる。
投げるのが早すぎると、爆発が先に当たり6HSが入らない。
DOJOなら着地後はCHで6HSから練習できるので、CH6HS始動コンボとしてもあり。
狙わなくていいかも。

CH6HS>トラヴァ>S>HS射撃
上の後半簡易版

トラヴァ>D>ブラ>HS

遠S>ジェノ>ダッシュ>6HS>ブラ(164)
ジェノがシビアなので、CH確認でいいかも。入れ込みになりそう。

ダスト

D>JD>JD>JS>JP>JS>JC>JS>JP>JS>JHS>JD>パイン>パイン投げ(115)

エリアル

基本はJS>JHS>JD
JS>JP>JS

JP>JS>JP
かは場合による

JS>JP>JS>JC>JS>JP>JS>JHS>JD>パイン>パイン投げ

安定エリアル

JK>JS>JHS>JD

ジャッジベターハーフ

2HS(138)
6P(117) 後半キャンセルできないので、当たる前提の入れ込み。距離でカスあたり。
足払い(160)距離でカスあたり。
密着6HS(151)

注意

強化ショットは、構えモーション一瞬前に完成している気がするので、持ち上げる瞬間気味に押すといいかも。

2S>2HSがない

2HS>(2D>)ブライダル

CH2HS>近S
が共存しない。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 02 感想

これだけは最初に言っておきたい。
セル、それも第一形態ってそんなに興奮するものじゃないよね!?  

おはなし

夏コミ話からのあやせバレ→説得です。

ちょっと思ってたんとちがうあやせ

あれーあやせってこんなキャラでしたんですね…
激昂時が普通くらいと思っていたら、普段は重い信頼系キャラで、予想を裏切られました。
でも、これは、これで、よし、なんですが、シナリオの犠牲になりやすそう。
あとがきによるとやや作られた感ありそうですし。
でも、最後のメール、好きです。
今回はラスボスポジションだったので、今後に期待期待。

続けて無理が勝つ

さて、ラスボスあやせ氏はきりりん氏の親友でありながら、オタクを嫌う一般人ポジションですね。
前巻の父親も良くない趣味だと、父として止めていた。
あやせ氏はもっと一般的なオタクバッシングの権化ですね。
理解できず犯罪者の素質があり、実際事件も起こしていると考えている、アンチフィギュア萌え族(仮)ですかね。
女子中学生の生理的嫌悪感というワードも飛び出ます。
彼女の思想には一定の理解を示すことができて、きりりん氏との話し合いも平行線やむなし。

じゃあどうやって説得するかというと、あやせ氏が実例として挙げた幾つかの傍証が(偶然)誤りだったということを…父親から入手していく。
でもたとえが、誤りや未確定だとしても一般論と感情論を覆させられるべくもなく。
父親は18禁を突いたけどあやせ氏は兄妹モノってところを突いてくるんですよね。
ここまではなんか父親と同じ流れで、京介氏がかばった前回に対して、今回は、兄妹の話は神話として創作として歴史と文学があるという線で攻める。
うーん、どうなんでしょ。     現代の倫理観で過去を断罪することはだめでしょうけど、逆に過去の倫理観で現在を肯定することもそんなに良くないんじゃない?
で、そんなにしっくり来なかったんですけど、あやせ氏の折れどころはその京介氏の必死なところで、これもまあ説得力は下がったけど父親のときと似たような構図。
もっと戦うことができるんだけど、父親もあやせ氏もきりりん氏を思いやってるから妥協できる余地があるんじゃないかな。
KOじゃなくてTKO。みたいな。
だから、すっきりはしない。 でもそのおかげで最後のメールの味はあるんですけど。

巨悪に戦えとは言いません。が、2巻とも許されるための物語で、似た感じの進行だったこと、前回がもやもやがあるけど飲み込んだのに再発させられたことが、ちょっと評価下げというか、今後のオチへの不安感を覚えます。
まあ似た経験にキノの旅の1・2話があったのでそっちは杞憂になりましたけどね。

差し出さないきりりん氏

妥協した父親とあやせ氏。
1巻は準備期間ということで良しとしました。
でも2巻目は、オタクのきりりん氏と親友のきりりん氏どっちを取るかというときに、どっちも私と切り捨てられず。
折れてくれたあやせ氏に対して、きりりん氏は失うものが特になく、ちょっと、もうちょっとあやせ氏のために何かを投げ出せてたらなって思いました。
有能で欲もあるというのがきりりん氏なので、すべていただくのが一つの正解でもあると思うんですけど、それはまあ二人の説得に納得できない贔屓目ですかね。

 幼馴染パートはちょっとマシだった

苦手なのに尺とられた行き違いパート。
でも今回はロックの登場、あほらしいやり取りでちょっと楽しめた。

あと、悪名名高い彼氏がもしできたらどうするか発言ですね。
まあ、2巻で出るなら、まだ、セーフな領域じゃないんですかね?
誰にも恋愛感情なしの状態なんですし。
京介氏は変わらないことはできないことを自覚しているし期間の引き伸ばしに注力しているわけで、そのポーズの一貫としてならなきにしもあらず。
でも、それでも、ちょっと引くよね。

可愛さはどーしたオラ

きりりん氏かわいいございました。
自分は悪態突いても他人に悪口言われると黙っちゃうところとか。いいよね。
嫌々相談のったり、さりげない水着ページへの誘導とか、話下手プッシュとか。

あやせ氏と京介氏の初対面もよかったんですよ。

黒猫のあざとさもバナージ氏の夏コミルートもよかったんですよ。

だから、めっちゃブーたれてますが、続きを読んじゃうんだよなあ。

蝿の王 ギブアップ 感想

七章(六章終わり)でギブアップ。
お疲れ様でした。

翻訳独特のぎっちり文章なので、ラノベ一冊分は読んだはず。

誰のための読書

ベルゼブブさんのためですよね。
足洗の学園長のフリガナでしたし。
他の名著よりは入りやすい題材かな、と。

でも無理でした。

緊張感のないサバイバル

サバイバルものはシチュエーション自体は好きなんです。
でもこのお話はそれがメインでないのかあっさりでした。

飛行機事故からの遭難でスタートするのですが、

  • メンバー集めは初日にほら貝を吹いて集合完了
  • 飲み水は容易に得られる
  • とりあえず海で泳ぐ娯楽性
  • 食料は果実が腐るほどある
  • 豚狩猟が固執的偏狂扱いになるほど
  • 火は眼鏡の太陽レンズであっさり入手

漂流物の造詣は超浅いのですが、こんなものなんでしょうか。
住居に関しては作中で苦言されますが、不和の一部程度で。
あくまで隔離環境が重要そう。

不和不和タイム

作劇は、とかく不和の描写に割かれます。

団結しない登場人物

カリスマとして描かれるラーフと、平時の楽団リーダーを引き継いで来て、豚狩りに奔走するジャックの対立。
(部分的な)理だけでは人々を導けないピギーー。
考えない幼少組。
比較的大人に見えるラーフですら辟易とする子供の統制に見ているほうもげっそりします。

無意味な集会

始まりの象徴のほら貝を吹き、(現実と同じように当然守られない)ほら貝を持つことで得られる発言権。
そこでは不毛な言い争いと守られない決定ごとにあふれ、集会をすることが目的の集会が行われる。
実はここは読んでるときはキャラクター性が見える部分でそんなに嫌いじゃなかったです。
というか本当に集会ばっかりでそれがベースというか、ルーチン程度に読んでました。
まあ割合多すぎで挫折したのはそうなんですが…。
現実的な衆愚描写にみえ、効果的に嫌悪させられているなと感心の域ですね。

ピギーくんかわいそう。とも全面的に言い切れないのが蝿の王のすごいところ。

無意味な豚狩り

ラーフの対のジャックは最初に見た豚に異様に執着します。
狩猟自体は肉の確保になりますし、他の何もしない子供たちよりは、比較的生産的なのですが…。
結果が得られない。いやようやっと得られたんですが、そのときにはいろいろ失っている。
主にジャック君の人間性が。
大体の子供たちが楽観的現代人の遭難を謳歌している間、彼は森で豚を追いかけ、どんどんどんどんゲンシカイキしていきます。
そもそも彼がなんでそんなに豚を最初期から追い求めているのかが謎で、不気味。

烽火というお約束

で、ジャック君が豚狩りには人手が要ると、火守女(女ではない)まで動因することで、烽火が消えたりします。
烽火は外界へのサインとして、救出の唯一の望みとして絶やさないことが最初に約束されました。
が、長い遭難生活によって、先述のジャック君たちや怠慢により消えます。
ジャック君のときは外洋に船が見えていたときだったのでラーフ君はムカ着火ファイアーでして。

最重要案件の烽火すら長い時間では風化して、気にしすぎという雰囲気まででるのが実におそろしい。

そんなこんなが

200ページ以上続きます。
ギスギスはまま良いのですが、集会・豚・篝火そして謎の獣の話題のみがループして延々と続き、もういいよって。
手を変え品を変え、もうちょっと不和以外のキャラクターのからみがあれば読み進められたのですが…。
6章終盤では物語が動き出したんですが、なんだかもうタイムアウトで、読めるけど楽しめない状態になってしまった。
テーマじゃなくてシチュエーションでアウト。

知識不足が敗因か

Wiki含めた知識では、この作品はそもそも十五少年漂流記や宝島などのジュブナイル冒険記ジャンルのゆり戻しというか、ジャンル後期のダーク化に類するのかなと思います。
だから元にある爽快感を廃してうまくいかないところを丁寧丁寧丁寧に描いていると思うんですけど、あいにくと十五少年漂流記も宝島も読んでいなくて、そこらへんのコンテキストを共有できていませんでした。

だから、不幸な出会いだったかもしれませんね。

総評

悲劇とわかっていながらも悲劇に耐えられなかった読者の問題。
ラノベ読みにはきつい一般小説特有の起伏の少なさ。
キャラクターそれぞれを表面的に読んだらダメな気がする記号。
子供と謎の獣の話を心理的なものと理解できずに輪郭をなぞる描写に耐えられない忍耐力のなさ。

総じて読み手が悪いギブアップで、読み手が悪い星2です。

仲間割れしない段階でのギブアップってダメにもほどがありますが、まあこういうこともあるよね。
漫画化とかされたら読んでもいいよ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 01 感想

今更ですか。今更ですよ。
読み直し。

もうすぐ10周年

はい、ということで、2008年8月10日発行の俺の妹がこんなに可愛いわけがない第一巻です。
当時を反映した作中のオタクネタも、今や貴重でもない資料級になりもうした。

  • かーずSP
  • mixi
  • ニコニコ(キャラメルダンセン(ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)))
  • 朝目新聞

あと水銀燈

いやー懐かしい。サイト自体は現役なところを見ると、今はすごさすら感じますね。
逆に言えば色あせない太鼓の達人とスタバもすごい。

たぶん、当時とは読み味がだいぶ異なった読書体験でした。

俺いもとの歴史

こーゆー作品はぜんぜん受け付けないのですが、ネットで話題になり、
黒猫と別れたらしいあたりでなんとなく一巻読み、ふーんと続かず。
物議の終盤も傍目で見守り、展開終了。
Abema開局はじめあたりでアニメをちょいちょい見かけ、
かわいいなーOP曲いいなーと思うものの、後半の展開を知っているので途中で早めに離脱。
エロマンガ先生も出ている間も興味なしなのですが、アニメ化で話題になっているし、相変わらずビジュアルはかわいいので、ついつい俺いもに手を出しなおしました。

浅い知識ではあやせが好き。

もちょっと懐かしさ

俺いも時代のオタクは、気持ち悪く迫害されて秋葉でひゃっほいしている感じで。
今…は、やや浸透した気配もしまして、当時ってこんなにビクビクしてたかなーと思いながら読んでいました。

そして京介氏のキャラもさー。
なっつかしいよねー。
地味自覚もさー。こっちに語りかけてくるところとかさー。
ハルヒアニメが2006年?流行ましたよね。やれやれ系主人公。
そーんなに好きじゃないし、たぶんサブキャラ絡みが少ない1巻が一番マシなんでしょうけど。
かわいい!!するのには京介氏の内面に付き合う一片の覚悟が必要で、内部描写が少なくなるアニメって見直すにしてもいいコンテンツだなって感心しました。

内容うっすい!

当時初見のときも抱いたんですが、ぺらい!
いやページ数はあるんですが、すぐ読み終わって、これは軽快なお話ともいえるんですけど、これで終わりかーってもやもやんが出るんですよね。
流れとしては

  • キャラ紹介
  • きりりん氏の秘密ばれ
  • オタク解説の人生相談
  • オフ会
  • 本番の2次会
  • 親バレ

こ ん だ け
なので、お話的には、きりりん氏のオタ環境が向上したのみで終わり。

きりりん氏かわいい!!

だが、そう、お話と関係なく桐乃がかわいいだけでオールOK。
私はツンツンしたキャラが好きなので、シャナとかルイズとか大河とかの釘宮三人衆やビリビリも好きだったんですけど、大体初期でデレるので毎回がっかりしたり。
久しぶりにほぼツンオンリーを見れて大変満足です。デレなんて最後の微笑だけでよろしおす。
当分ツンツンしそうだし、あやせさんもツンツン控えてるし、後を思うと楽しみですね。
本編もこの相談しているのに終始高慢とか、オフ会とか凹み場用意してしゅんとした姿も直接見せるんじゃなくてやや間接的にして、あのシーンつらい。
京介氏もまだまだ妹ルートに突入していないので、いい意味で距離感が遠い進行でよし。

あと、挿絵が全体的にキャラのアップで、こりゃーかわいさ全振りだなってんで、よかったんじゃないでしょうか。

オチは微妙

山場は父親へのオタ趣味説得なんですが、昔の初見時も今回も、やっぱり釈然としませんでした。
理は親父にあるよ…
いろいろ説得しましたけど、子を思う・しつけといったらそれらを跳ね除けてもまーいいと思いましたし、父親の妥協負けだなという印象。
きりりん氏がギャルゲーを強制させて、父親にも間接的に趣味を認めさせてって大勝利を収めた形なんですけど、まあ現実物のお話ってのはこういう感じですよね。
父親が今後どう振舞うのかはまったく知らないので、そこらへんが楽しみではあります。

そうかお前だったな

で、あとがきでこの話はシリーズ前提ってことが伺えるので、そんな感じで助走な1巻とすれば内容薄いと感じながらもしっかり整えた始まりでしたな。

そしてあとがきに現れる三木の名。
…そうでした。これも担当でしたな天才・三木一馬
かんざきひろ引っ張ったりキャラ修正したり、今から見るとその敏腕ぶりが恐ろしい。
だってすっごくいいんだもんね…。
悔しいけど、やられたーってなもんだい。

総評

デレないかわいさ・ギャップ萌え極振り。
内容の時代感は人によりけりなのでなんとも。自分は耐えられる。
主人公・幼馴染のメタ感は難あり。
かんざきひろ補正は強く感じるものの、一大?ブームを作ったポテンシャルは十分感じられる1巻。
どこまで読むかは読み手に委ねられるが、今回はもうちょっと続き読んでもいいかな…
ということで、今後の盛り上がりを考慮し期待の☆三つ。
10周年でなんか動きあれば、あれですね。何があれかわかんないですけど。

φの方石 ―白幽堂魔石奇譚― 感想

そうそうこれだよメディアワークス文庫に求めているのは。
電撃文庫ほど行き過ぎない感じね。

ということで、第21回電撃小説大賞 大賞、新田周右作のφの方石です。

dengekitaisho.jp

デビュー作? 信じないね

いやーうまかった。
現実の歴史に昔から方石というものが公に存在しており、過去の偉人たちの一部は現実の偉業たるものを方石で残しているという世界観。
よく練られているだろうに、過分に開陳しない自制さはすごい。
主人公が方石の専門知識無しということで学科として説明しているけど、くどくはなりすぎていなかった。
文章も非常に読みやすく、情景描写に振りすぎるということもなかった。
なのにもろもろの所作はしっかり押さえてキャラの魅力を引き出せていたよね。
キャラにしても過不足なく、使い切って、本筋に絡まないキャラすらも本編後のフォローとして置くというのははーっとなった。
逆に言えばちょうど良すぎて意表を突かれることはなかったね。
そして、方石からなにから、「模写」という一貫したテーマですべてを統括してみせたその技量は、これがデビュー作とは信じたくないこなれ感を覚え、最近の界隈のレベルの高さを再確認しました。

断言したい。作者は女性だと!

新田周右という男性なペンネームなんですが、キャラクター造詣は女性的な感じを受け、瑛介の初登場からずっと感じ続けていました。

主人公の白堂瑛介は、長身細身のイケメンで、性格は人を寄せつけず、そしてイジワル。
と思いきや、読者にはバレバレな思いやりの満載さや気にかけや皿を並べるシーンがあざとい!ずるい!おかわり!あざとい!
相棒ポジションには糸目の関西弁キャラのキツネキャラですね。猿ですけど。BLEACHにしてギン。
さらにナイスミドル枠として、がっしりして理的な独身学者先生を添えて八方よし!
女主人公は!両親がおらず!家事一辺ができ!ちょっと引っ込み思案だけど!努力家で!勉強も交友関係もがんばる!からかわれてプンプン!だけど彼のことを受け入れている!

ほんと、ターゲットはやや女性向けと解釈して読んでいたのですが、真相はいかに。

書ききった後調べたら画像あったよ!

ascii.jp

男性だよ!
24歳だよ!
超びっくり!!
関係ないけど同期?の仲谷鳰さんもよいです。

気になる点はなくもない

イラストの宵呼は幼すぎデコ出すぎ。
っと思ったら、そういえば彼らは15、17歳で、物語としては高校生相当なんですよね。
物語が落ち着いていて、制度もろもろが大学よりだったので、大学生として読んでいました。
高校生ならちょっと大人びすぎかなー。

時間関係で言えば、物語は出会って10日間ぐらいしか立っていないんですよね。後半お凛さんとのお話で判明。
まー人間関係も探偵業も怪盗業も、ちょっとせわしないかなって。
インターンスティが短期間限定ということが、出会いのきっかけでなし崩し的に居座るかと思われたのが、物語の末に来る形でしたね。

そういった関係?で、クライマックスへ至る推理パートも対決パートもぽんぽんと進み、迷わず謎が解け物理で殴って終わり。
そういえば対決オチは乱装天傀。ままよくある形ですが。

総評

よくまとまった納得の実力作。
魅力的な世界観を持つキャラクターの優しさの所作を楽しんだ小説でした。
受賞作の例に漏れず、続編が4作目まで出たようですが、彼らに引き込まれたのなら続きを読んでもよいかも。

蛇足

読み終わるまで、「φの方石」が編集作。「白幽堂魔石奇譚」が応募時のタイトルだと思っていました。
逆?でした。
応募ってもっと気取ってるもんだと思うじゃん!
こなれー

スペース☆ダンディ 感想

前書き

うーん、残念。
ビバップのスタッフで作ったアニメということで、放送中も放送後もよく露出していたので、文句なしの名作だとたかをくくっていたのですが。
期待しすぎたかもしれません。

結局4話か6話あたりからながら見に移行。

どんなアニメ

乏しい知識でたとえると、カウボーイビバップギャラクシーエンジェルとちょっとREDLINEを足して、割りもせずなんかなった感じ。

投げっぱなしありのオムニバス形式アニメ。

いいアニメでしたよね

いや、でも、いいアニメなんですよ。
面白い回は多い。
ゾンビ、家出、カフェ、ロック、植物、トレンディー、多次元(円城塔!?)、ミュージカル、裁判
ながら見で8/26が記憶に染み付く程度には面白い。
っていうのはオムニバスとしてはいいのでは?
最後も投げっぱなしを捨てずにまとめて収拾つけましたし。

アニメーションもうん、アニメーターを感じるような良い動きで、うん、良い動きで。

なにがダメだったか? それはキャラの魅了

ということになるんですけど、キャラクターにはまれなかった。
ダンディもミャウもQTも敵方の二人も26話通して、そんなに好きになれなかった。
ハニーはちょっと好き。

ただどーもメインキャラが好きになれなくて、うーん、ダンディはキメるときはまあキメていたんですけど(アデリーへの兄貴やトレンディのときとかとか)、かっこよさ、が、足りない、のかな。
QTとミャウの魅力不足が一番かなぁ。
でも、かっこよさとかに振らない感じは、テーマである「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」にそってはいるのかな?
でもそのテーマを知ったのは視聴後ですし。
ビバップを期待していた身としては、ビバップの面々のような軽快なやり取り、キャラクターが会話するだけで面白い魅力が欲しかった。
とするとオムニバスとしてはシナリオ優先の影響、か。
投げっぱなしとしてはキャラが濃いGAと比較してみたいが、掘り下げの長さも違うし、でも各話GA隊のキャラを活かしきれていたと思います。
もっとかっこいいorかわいいに振り切れればよかったのか?
と考えると、ああそうだ、パンティ&ストッキングがありましたねー。
そうか裁判回の既視感はパンストか。

パンストも同じく投げっぱなしで、日本でカートゥーンを目指した感じのストーリーと「らしい」動画とうーんダンディと似ているかも。
でもあっちは天使も悪魔もキャラクター的にヒットしましたし(多少はしたよね?)、個人的にはダンディよりキャラクター見たさで好みは上位になるかな。
これは萌えとかじゃなくてスパイクみたいなかっこよさでもよかったんですが、とにかくダンディはどっちかに振り切れなかったなって。

脚本もアニメーションも良かったばっかりに、「ダンディたちの活躍」にのめりこめなかった部分で置いていかれた形かな。

あとあと

メカニックと異星人デザインも引き込まれる点が特になく、プラスがないゆえのマイナスに加担している。

総評

惜しい!の一言に尽きる☆三つ。スタッフが集って傾向が同じなら続きを見てもいいけど、ダンディでなくて良い。そんな感じ。
ビバップに引っ張られ正当な自己評価が非常に難しい。
ただし、岡村靖幸を知れたという点ではダンディは偉大である。